こんにちは、はじめまして。「咳をしても一人呑み」ライターの奥野 大児(Twitter:@odaiji)です!明日やりますってブログを書いています。フリーライターをしたり、ブログを書く人を集めてイベントやったりしている者です。今回本サイトの編集長とご縁あって、酒に関することを書かせていただくことになりました。みなさまよろしくお願いします
僕は一人旅や一人呑みが大好きなのですけれども、事前にお店の情報を調べずにふらっと入ってみるということをたまにしています。好みの味のお店でなければ数点の注文で退散するのですが、それを繰り返すことで
・周りの意見に惑わされない、自分ならではのお店を見つけられる可能性がある
・初めて行った土地や場所でも美味しいお店に巡り合える可能性を高められる
というメリットがあると思っています。
その僕が今、そこそこ「勝率」が良いと思っている満足度の高いお店を見極めるやり方をご紹介させて頂こうかと思います。
「満足」は人それぞれ
満足の概念は人それぞれと思いますが、自分の場合は緩めかもしれません。
・お酒や料理を大切に扱っているお店
・お客さんをバカにしていないお店、お客さんに媚びないお店
・そのお店ならではの工夫を頑張っているお店
このようなお店ですと腰を落ち着けて居心地よく飲めるので、満足できてしまいますね。酒が何十種類なくてもかまいませんし、肴がべらぼうにおいしくなくてもかまいません。お店と店員さんの距離感や雰囲気が大切なんです。
では参りましょう。そんな僕が今チェックしているポイントはこの1点です。
その日お勧め日本酒を手書きで書いてくれているお店を優先する
お店の外側には様々な情報がありますよね。のれんあり、メニューあり、飲み終えたお酒の瓶を展示している店あり、お酒リストあり・・・。
その中で、「本日のお勧め」などと題されて日本酒名が丁寧に手書きで記されていると、ああ、これはお酒とお客さんを大切に扱ってくださっているお店なのだなあと思ってしまうのです。
確実に飲める
印刷されたお酒メニューを見て入店したお店で、その日に限って諸事情でお店に置いていない、ということはままあるものです。「ああ、そうなの」で済むことですが、それがお目当ての希少酒などであれば、お店に入った理由すら失われてしまいます。
黒板に手書きされて「今日のお勧め」とあれば、その日にお店にあることは間違いのないことです。最低限「そのお店に入る理由のお酒を飲めた」と満足できます。
文字にお店の人の人柄が表れる
文字の味、丁寧に書いているか、そんなところでお店の方の人柄がわかるもんですよねー。
お酒の銘柄が入れ替わるお店だということを示唆している
黒板にお勧めの銘柄が手書きされているということは、お酒が入れ替わるお店であることを示唆しています。どんな理由があるかを空想してみましたが・・・
・店主やお酒担当者がお酒好きで様々なお酒を楽しみたい
・担当している酒屋さんの引き出しが沢山あり、試させてくれる
・季節料理やその日のお勧め料理に合わせてお酒を考えてくれる
どれを取っても、飲み手としては楽しい要素ですよね。入れ替わったお酒なら新鮮さも期待できますし、楽しみが増えるというものです。
すでにお店の人と会話するネタが一つできている
一人で飲む際にはカウンターに座ることが多くなります。カウンターの中の方が忙しくないときには話しかけてみたいと思っており、何について話かけようかなと考えるのですが、黒板が出ている店については、その時すでに黒板のお酒の銘柄について質問するという「話の種」が一つ出来上がっています。
・なぜ入れたのですか?
・飲んでみていかがでしたか?
・それに合う料理を一品いただけますか?
・黒板の字がきれいですね(味がありますね)。誰が書いているのですか?
こんなお話をしていれば、自然とお店の方と仲良くなれることでしょう。決して足しげく通う必要はありません。ふと思い立ったとき、またその土地を訪れたときにふらりとそのお店に寄ることができれば素敵なことなのだと思いますよ。
まとめ 黒板はメニューだけでなくお店からのメッセージ
いかがでしたでしょうか。
居酒屋の営業は忙しくてとても大変なのに、わざわざ手書きでメニューを更新してくださっている。
そんなお店にはフラッと寄ってみたくなります。下調べしていない店であれば、なおさらこの「手書きメニュー」が大切です。一見手書きのようだけれども印刷されているものは優先順位を落としますね。あくまで手書き優先です。
一人酒のデビューをしてみたい方にもご参考になれば幸いです。
今後も新しい判別方法を模索しつつ、素敵なお店を発掘していきたいと思っていますよ。
それではごきげんよう。奥野でした。
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